ブログ

住宅のタイル張り~湿式工法と乾式工法~

住宅の外壁で最も多く採用されているのは「窯業サイディング」です。
窯業サイディングは、手軽に本物のような外観を得ることができる、
その質感に人気があります。

いっぽう本物の質感、耐久性に優れるタイル張りも、根強い人気は健在です。

タイルは、粘土や陶石などを粉砕し、整形して高温で焼成した焼き物です。
石や土と同様に、費や熱に強く、高い硬度を持っているのが特徴です。
傷がつきにくいため、美しさが長持ちします。

住宅のタイル張りには、「湿式工法」と「乾式工法」があり、
それぞれ工法が異なります。以下にまとめてみましたので、ご参考ください。

「湿式工法」
下地とタイルをモルタルや接着剤で張り付けていく工法。
モザイクタイルや、小口のタイルなど、小さいサイズのタイルを張るときには、
30センチ角のシートにあらかじめタイルを張っておき、裏面にモルタルを塗って張り付けていきます。

シート単位で張るため、施工が手軽で効率よくできます。
湿式工法で気を付けておきたいのは、剥がれ落ちることがあるという点です。

 

「乾式工法」
特殊な溝を付けたサイディングなどの下地を壁にはり、タイルをひっかけて取り付ける工法。
木造や鉄骨造の住宅では、モルタル下地を作るのに大幅な手間がかかるため、
この乾式工法が広く採用されています。



リフォーム工事に関するご質問・ご相談はこちらよりお気軽にお問い合わせください。

2020.01.20

pageTop