最近は、家庭内のエネルギーをすべて電気でまかなうオール電化住宅が増えてきています。
人気の理由にひとつには、ランニングコストの低さが挙げられます。
オール電化の場合、多くの家では料金体系がお得なプランを選びます。
ただし、このプランの場合、電気料金が安いのは深夜で、昼から夜にかけては割高となります。
そのため、昼間に大量に電力を消費する家庭では、必ずしもおトクとは限らないのが
注意しておきたいポイントです。
オール電化にしたときの、メリットとデメリットを以下のようにまとめてみました。
【オール電化のメリット】
・ ガス代がなくなり、ランニングコストが安くなるケースが多い
・ IHクッキングヒーターは、掃除が簡単
・ 火を使わないので、火事のリスクが少なく高齢者や子供にも安全
・ 燃焼がないため、一酸化炭素などを出さず空気が汚れにくい
・ ガスの併用に比べて、二酸化炭素の排出量が少なく、環境にやさしい
・ 火災保険や住宅ローンでの優遇、各機器に自治体から補助金が出る場合もある
【オール電化のデメリット】
・ 料理に火が使えない
・ IHクッキングヒーターは、土鍋を使う料理や、焦げ目をつける料理はしにくい
・ エコキュートのタンクを置く場所が外部に必要となる
・ 停電すると、蓄電機能のある機器以外は使用できなくなる
・ 機器は全体的に割高となり、イニシャルコストは高いこと
・ オール電化契約の料金プランでは、昼間は割高となる
省エネ性能の高い設備は、ランニングコストが低く抑えられますが
イニシャルコスト(初期費用)は高めとなります。経済的にすぐに元が取れる機器があれば
かなりの時間がかかるものまで、さまざまにありますので、じっくりと検討して
我が家の暮らしにあったものを選んでいただきたいと考えております。
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2020.10.20